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2020/10/14

詳しい山田祐子の家族ストーリー「生い立ちと家族への想い」

【生い立ちと家族への想い】

私が「心に描く想いを家族につなげて、みなさんに幸せになっていただきたいのかについてお話をします。
■税理士を目指すことになったきっかけ
山田祐子税理士事務所を設立して6年。現在53歳です。
地元の商業高校を卒業し、富士ゼロックスオフィスサプライ㈱に営業事務として入社しました。24歳で結婚を機に退職。結婚後は、家事をしながらアルバイトとして、キーパンチャー、アルペンにてレジ・店内整理・品だし・棚卸・接客など販売全般を経験。その後、離婚して実家に戻りました。

商業高校時代に日商簿記2級を取得していたのですが、申告実務講座の申し込みに行ったところ「2級を持っているなら、1級をとって税理士を目指したら?」と言われ、10年ぶりに簿記の勉強を始めて1級を受験、3回目に合格することができました。そうしたら「もうこれは税理士を勉強するしかないよね」とうまく乗せられ、税理士を目指すことになりました。

■実家の倒産
実家は大阪で家具製造業を行っていましたが、私が税理士の勉強をしている時に父親が脳梗塞で倒れ、会社が傾き始め、3年後に倒産しました。
倒産することになった時、ある弁護士のところに連れていかれました。会社に顧問税理士もいましたが、顧問税理士は弁護士を紹介して手を引きました。
弁護士に会社の状況を聞かれても何もわからない、母親もわからない、何もわからないところから報告をしなければならず、とにかく帳簿を見ながら弁護士に報告をしました。木工で使っていた機械が多かったのですが、弁護士から「機械も自分たちで業者を見つけて売ってお金にしてくれ」と言われました。

当時の私たちには、申し立てのお金を支払うのが精一杯で、それ以上のお金を支払うことができないため、全部自分でやるしかありませんでした。買い取っていただけそうな業者を見つけては電話をして、一番高く買ってくれるところを探して売る、そうやってちょっとずつお金を作って弁護士さんに支払っていました。

 

■社長の父親と絶縁状態に
手続きをしている時、ある日突然父親から「俺はどうしたら事業の建て直しができるか弁護士さんに相談に行こうと思っていたのに、お前が会社をつぶした。お前のせいで会社がつぶれた」と言われ、その時はいくら父親とはいえ殺意を覚えました。この出来事を境に、世の中や人が嫌いになった時期がありました。「私は何も悪いことをしていないのに、一生懸命資格をとろうとがんばっているだけなのに、なぜこんなことになってしまうのだろう。なぜ私のところにばかりこんな災難がふってくるの?」と考えるようになり、資格学校に通う以外は引きこもるようになりました。実家は抵当に入っていたので家も失ってしまったのですが、もう一度勇気を出して父親へ「住むところ探すから一緒に住もう」と言ったら、父親に「おまえの世話にはならない」と言われこのことが決定打となり音信不通になりました。
それでも手続きは進めていかなければなりません。債権整理が終わり私の手を離れた直後、私が胃潰瘍になり救急車で運ばれ緊急入院しました。原因は過労とストレスによるものでした。正直なところ、30代の頃は、どうやったら楽に死ねるか、そのようなネガティブなことばかり考えていました。

■人に支えられる
このような状況でも、税理士になるための勉強を続けることができたのは、資格学校の先生と仲間のおかげです。授業に遅れてくる私を気遣って座席を確保してくれたり、生活費がなく1日1食しか食べられない私のために、仲間が日替わりでランチを奢ってくれました。本当に涙が出ました。
その年の試験結果は不合格でしたが、受験そのものを諦めるしかないと思っていた私にとっては、受験日を無事に迎えられたことが何よりうれしかったです。
もしここで私が死ぬにしても、とりあえず最後のゴールまで行ってからでなければ、お世話になった人たちの恩を仇で返すようになるから、この勉強だけはやり抜こうと覚悟を決めました。それがなかったらたぶん死んでいたと思いますし、税理士の資格もあきらめていたと思います。

■42歳、税理士に合格!
税理士に合格したのは、2009年42歳の時です。13年間勉強しました。干支一周しています(笑) 学生時代や20代で取得される方もいらっしゃいますが、私は30代はずっと勉強をしていました。父親のことはつい最近まで引きずっていました。「あの人さえいなければ、もっと違った人生があったのではないか?」と心のどこかでずっと思っていましたが、今はその気持ちは感謝に変わっています。税理士になることを諦めずに続けることができた理由は、父のことがきっかけで応援してくれる人がいたからです。周りに3、4年の勉強で合格している人を見ると、私はその3倍以上時間を費やしているので当然イヤにもなります。「もういい・もう止めたい」と愚痴をこぼしたことは何度もあります。それでも、途中で止めれなかったのは「あの時、あんなに良くしてもらったのに、お世話になったのに申し訳ない」という気持ちでした。その結果、合格することができました。

■現場に強い税理士へ
振り返って考えると、これらの経験は、すべての今の私の仕事や人生に活きています。アルペンのアルバイトでは、店舗接客や販売を通して売上を作ることや棚卸を実地で経験しました。このお店では社員より私が年上だったため、私から指示を出すように指導されたのですが若い学生さんたちから反発の声があがりました。大変なこともありましたが、店舗を統括するエリア統括部長からは一目置いていただいていました。立場・年齢が異なる人たちと一緒に働いていくための工夫や指導方法が身に付きました。時間はかかりましたが、実地でどうやっているのか?働いている人の動きや気持ち、お客様との接客の様子をイメージしてアドバイスできるのが私の強みの1つです。

そして、何より悩んでいる経営者やご家族のみなさまの立場に立って、寄り添いながら背中をそっと押すことができるのは、税理士としての専門知識だけではなく、家業の倒産・親子関係の亀裂などどん底の状態から乗り越えた経験があるからです。経営者の父を見て「人を雇う」ということがどれだけ大変なことなのか知っていました。立場も役割も違う専門家がどのようなお手伝いをすれば相談者様が安心できるのか、私自身が身をもってすべて経験しているからです。すべてが必然でした。弊社のビジョン「心に描く想いを家族につなげる」は私自身の経験に基づいた信念であり、心からのメッセージです。

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